株式会社オクタヴィア・レコード様から3/20発売の東京メトロポリタン・ブラス・クインテットのCD「ブラス・ジャーニー」が届きましたので、簡単にレビューしてみようと思います。
皆さんは星空を見ながら露天風呂に浸かって「ああ~・・・」とか言いながら得も言われぬ気分になったことはございますでしょうか。幸い僕は何度かそれを経験しているのですが、このアルバム、まさにそれです。
星のようにきらめく個々のサウンドと、温泉のごとくに温かくやや熱い、それでいて安定したアンサンブル。
もう冬のお布団のごとく、「ここから出たくない」っていう感じですね。ずっと浸かっていたい、星を見ていたい、現実には戻りたくない(?)みたいな極上のレジャーの一夜。
タイトルの「ブラス・ジャーニー」がどういう意図で名付けられたのかはちょっとわかりませんが、バロックからポップスまで幅広い編曲を楽しむことが出来るので、そういう意味なのかも知れませんね。
僕の感じた印象だと「熱海温泉旅行」って感じなのですが、とにかく楽しい、美味しい、落ち着く、景色に見惚れる、などなどの旅情を音で感じることは間違いないですよね。
さすが日本のトッププロの方々が繰り広げる音楽だけあって、クオリティは申し分なし。様々なスタイルの作品が収録されているので、アマチュア演奏者の方にもアンサンブルの参考として聴いていただきたいアルバムです。
★こちらのCDはWind Band Pressと同じくONSAが運営するセレクトショップ「WBP Plus!」でお買い求め頂けます。
レビュー:梅本周平(Wind Band Press)
商品詳細は以下の通り。
▼メーカーより
東京都交響楽団のトップ・プレイヤー5人で結成された「東京メトロポリタン・ブラス・クインテット」がクリストン・レーベルより初登場です。
個々に驚異のテクニックと豊かな音色を兼ね備えたトップ・プレイヤーたちならではの金管五重奏で奏でられるそのハーモニーと、ジャンルにとらわれないレパートリーは、クラシックファンのみならず様々な方面から絶賛されています。バロック音楽から民謡、ポップス、ブルースまで、金管アンサンブルの魅力溢れるサウンドとともにジャンルを越えた名曲の旅を「ブラス・ジャーニー」と題した当アルバムで、心ゆくまでお楽しみください。
品番:OVCC-00148
定価:3,000円(税抜き)
発売日:2019/3/20
メーカー:株式会社オクタヴィア・レコード
演奏:東京メトロポリタン・ブラス・クインテット
高橋 敦 (トランペット)
中山 隆崇 (トランペット)
西條 貴人 (ホルン)
小田桐 寛之 (トロンボーン)
佐藤 潔 (テューバ)
収録内容:
J.S.バッハ:イタリア協奏曲 ヘ長調 BWV971より 第3楽章 プレスト
ヘンデル:サラバンド (ハープシコード組曲 第2巻 第4番 HWV437:第3曲)
ヘンデル:私を泣かせてください (歌劇「リナルド」HWV7aより)
マルコム・ベネット:5つの町
ロンドンデリーの歌
ルイス・ミラー:金管五重奏曲
アメイジング・グレイス
ジャスト・ア・クローサー・ウォーク・ウィズ・ジー
チャップリン:スマイル
クルー/ゴーディオ:君の瞳に恋してる
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